わかさスタジアム京都で行われた

京都フローラ対愛知ディオーネ第9戦。

直近2試合は引き分けだが5連勝中の

京都フローラ。一方愛知ディオーネ

は6月対京都フローラ戦3敗1分。

首位京都フローラの勢いを止め再浮

上のきっかけをつくりたい。
先発を任されたのは、愛知ディ

オーネが防御率2.10の松谷比菜乃。
一方の京都フローラは、前回も

対愛知ディオーネ戦で先発し4イニン

グ無失点の好投を見せた坂東瑞紀。

初回、坂東は三者凡退。松谷もヒットを許すも無失点と両投手上々の立ち上がりを見せる。

坂東は、3回途中までノーヒットに。9番三浦由美子にヒットを許すも牽制でアウトに。さらに5回まで毎回3人で打ち取り、ほぼ完璧なピッチングを見せる。

一方の松谷も3回に3連打で無死満塁のピンチを招くが、味方守備陣の好守もあり無失点で切り抜ける。続く4回も4番岩谷からの京都フローラ打線を三者凡退に打ち取る。

そんな両投手の好投で白熱する試合が動いたのは6回表。
ここまで1安打ピッチングの坂東が2死から9番三浦由美子にこの試合2本目のヒットを許すと、続く西山のショートゴロを星川がはじき、2死1,2塁に。
この場面で2番三原が2ボールから坂東が投じた変化球を振り切ると、打球はレフト前に落ち、2塁から三浦由美子がホームに生還。
ここまで見事なピッチングを展開されていた坂東から貴重な先制点をあげる。

1点を先制してもらった松谷は、直後の6回裏、1死から3番中村にフォアボールを許し、打席には4番岩谷を迎える。岩谷はなんとしてもランナーを進めようと右を意識したバッティング。
ファウルで粘り、松谷は11球を投じる。しかし、ここは松谷が粘り勝ち。岩谷をセカンドフライに抑え切る。

1点差のまま最終回の攻撃を迎えた

い京都フローラは、7回表も坂東が

マウンドに。しかし6番榊原のセカ

ンド強襲ヒットで出塁を許すとフォ

アボールなどで2死満塁。
ここで打席にはあたっている西山。

タイムリーが飛び出し、追加点を

献上してしまう。

最終回の7回裏、愛知ディオーネは

ここで最速123km/hの森をマウンド

に。この回先頭の村松をサードゴ

ロに打ち取ると泉由希菜、奥村と

三人でピシャリ。
松谷-森の若手投手の完封リレーで愛知ディオーネが勝利した。
京都フローラは、好投坂東を援護できず。しかしここに来て坂東が安定したピッチングを2試合連続で披露。
今後の若手の活躍も目が離せない。