わかさスタジアム京都で行われた京都フローラ対埼玉アストライア・第13戦。2ゲーム差の2位埼玉アストライアと首位京都フローラの直接対決2連戦の初戦。
先発は、6月16日ティアラカップ新潟開催の対戦と同じく埼玉アストライア・磯崎由加里と京都フローラ・植村美奈子。前回対決は植村が完封を飾ってるだけに埼玉アストライア打線としては、早い回に先制して磯崎を援護したいところ。
初回は、両先発無失点で切り抜け上々の立ち上がり。
しかし2回表、植村が6番佐藤をフォアボールで出すと、続く山崎まりが送り、1死2塁とピンチを招く。8番岩見が1ボール2ストライクから中に入ってくる変化球を振り抜くと、打球は左中間に。2塁から佐藤が俊足を飛ばしホームイン。埼玉アストライアが1点を先制する。
その裏、京都フローラも2死満塁と一打逆転のチャンスをつくるが、1番浅野の内野安打になりそうな当たりをショート岩見に見事なバックトスを決められ得点できない。
4回表、埼玉アストライアの攻撃。2本のヒットとフォアボールで2死満塁とすると打席には3番田口。しかしここは植村が2ボール2ストライクからタイミングを外すチェンジアップで田口を空振り三振に仕留め追加点を許さない。
一方の磯崎もランナーは許すが、要所を締めるピッチングでチーム打率3割を超える京都フローラ打線を4イニング2安打に抑える。
京都フローラは、5回表から2番手としてルーキー三輪裕子をマウンドに。埼玉アストライアは、2死満塁と追加点のチャンスをつくるが後続が続かず、5イニング連続でランナーを得点圏にランナーを進めるも追加点を奪えない。
すると5回裏、この回先頭の岩田が
レフト前ヒットで出塁すると浅野
が送り、1死2塁。ここでみなみが
外角の変化球をレフトにひっぱる
とこれがエンタイトルツーベース
で同点に追いつく。さらに2死2塁
から4番岩谷が、外へ逃げるスラ
イダーをセンター前に打ち返すと
2塁からみなみがホームに生還し、
京都フローラが逆転する。
追いつきたい埼玉アストライアは、
6回表、フォアボールのランナーを
2塁に送ると3番田口がこの日2本目
のヒット放つ。ここですかさず盗
塁を決め、1死2,3塁に。一打逆転
のチャンスの場面で4番楢岡が3ボ
ール2ストライクから高めの球を
打ち返すとこれが犠牲フライに。
3塁ランナーがタッチアップしホ
ームイン。埼玉アストライアが2−2
の同点に追いつく。
7回は両チーム得点できず6月22日
第12戦同様に延長戦へ突入する。
延長8回、9回と両チームあと一本が出ず同点のまま試合は終了。
2試合連続の延長9回引き分けに終わった。
同点となる犠牲フライを放つ楢岡美和
逆転タイムリーを放った岩谷美里
<次回試合>
7月1日(日)13:00試合開始
京都フローラvs埼玉アストライア
伏見桃山球場